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Dr.Bunnyの制作秘話

色も形も食感も自由な食べ物・・・

私は小さな頃から、その不思議な魅力に取り憑かれ、たくさんのグミを食べた、UHA味覚糖、明治、ハリボー、カンロ、ブルボン、ノーベル  etc.

ひどい時には3食グミで過ごす日もあったくらいだ。

2021年春、いつものようにインターネットでグミを調べていると、 CBDグミなるものがアメリカで流行っているという記事を見かける。

CBD?

グミ好きの私が知らない単語だったので、色々と調べると、どうも大麻成分らしい。

大麻って、、、ビビリな私は少し尻込みしたが、グミと名のつくモノは何だって試したい、例え大麻だって、強い好奇心にそそられCBDグミを探す。

調べて一番最初に驚いた事はその高価な値段だ「なんて高いんだろう、普通のグミの10倍以上か・・・、まぁモノは試しだ」私はCBDグミなるモノをポチってみた。

数日たって、届いた外国産のCBDグミを恐るおそる試す。

「ボソボソして、なんて不味いんだろー、あとこの後味は一体何?なぜこれが人気なのだろうか?」

100種類以上のグミを食べ歩いた私は、グミに対してのこだわりが強く、お世辞にも美味しいとは思えなかった。

「お金無駄使いしちゃったな・・・、まぁ捨てるのも、勿体無いし、とにかく全部、食べよう」私は毎朝、グミを食べるようにした。

まずいグミを食べて、数日後、ある違和感に気づく、私は軽い偏頭痛持ちなのだが、最近はあのズキズキがこない・・・、

「そう言えば、CBDを知るきっかけになった記事は医療系だったな」私は、もしやと思いCBDについて調べる。

CBDが注目されている理由は、様々な薬効が科学的に証明されており、世界中の専門機関が研究している、という内容だった。

CBDグミはお菓子というよりも、薬に近いものだという事を、私はこの時初めて知る。(CBDの意味もわからず、ただ美味しいグミなのかと勘違いしていました😓)

 

それからはCBDグミの体感を意識してグミを食べてみる、「やっぱり症状が少し和らぐ、でも、グミの味が、食感が・・・」

※普通に食べれるのですが、グミマニアの私は、人以上に味や食感に違和感を感じてしまいます。

もう、これは自分で作るしかないな。

 お菓子屋さんで働いた経験のある私だったが、グミ作りは全くの未経験だった。

前からグミ作りには興味を持っていたが、実際に作ってみようとは思わない、

お菓子屋に詳しい人ならわかるが、グミは大手菓子メーカーが主戦場で、いわゆる街角のお菓子屋さんでグミを取り扱っている所は、本当に少ない。

その為、パティシエと呼ばれるお菓子の専門家も、グミ作りの経験がないというのが一般的なのだ。

「ケーキやらクッキーなら、いくらでも作った事があるけどグミかー、まぁ簡単にできるでしょ」

グミについて甘く見ていた私だったが、本格的なグミ作りは大変だった💦

家庭用としてのレシピは公開されているが、プロクラスのグミは情報がなく、凝り性の私は、海外の文献まで調べまくった。

CBDを配合していないグミの試作を20回以上行い、やっと形が完成したのが3ヶ月後、かつてここまで手間取ったお菓子があっただろうか?とにかく大変だった、、、(後に知ることになるが、CBD製品の中でもグミ作りは高難度らしい)

 グミの基本が完成したのも束の間、お次はCBDの勉強、CBDに関する基本的な勉強を始めるが、すぐに壁にぶつかる。

カンナビノイド?

テルペン?

アイソレート?

フルスペクト?

アントラージュ効果?

CBD・CBN・CBG・CBC?

わからない言葉が永遠と続き、つくづく、私はお菓子バカなんだなという事に気付かされる😭

途方に暮れていたところ、たまたま友達からCBDを専門に扱っている会社のスタッフさんを紹介いただく。(これは本当にラッキーでした)

CBD会社のKさんは、色々と親身になって相談に乗ってくださり、暗礁に乗り上げたCBDグミ作りが少しづつ進み始めた。(今考えると、お客さんでもない私の質問に丁寧に対応してくれた事に本当に感謝しています)

グミ好きの私が持病を改善する為にスタートしたCBDグミ制作は、5ヶ月ほどで、やっと完成した。

私の作ったグミはCBD会社のスタッフさんに、えらく人気らしく、これも恩返しと思い、作ったグミを配る事もあった、こんな私でも人の役に立てる事は本当に嬉しい。

それから2〜3ヶ月経って、 CBD会社のKさんから連絡が入る。

K氏「お久しぶりです、いつもグミありがとうございます」

私『いえ、いえ』

K氏「私さんのグミはスタッフに大変人気で、社長も食べてるみたいですよ」

私『社長さんはグミ好きですもんね(笑)』
(CBD会社の社長さんは無類のグミ好きで、以前、お会いした際に熱く語り合った)

 K氏「このグミを製品化とか考えていませんか?」

私『えっ?製品化ですか?、いえいえ、ただの趣味で初めたグミなんで、とんでもないです』

K氏「そうですか・・・、いやーなんか勿体無い気もしますね、これだけ美味しいグミなので」

私『そう言っていただけると嬉しいです😄』

K氏「わかりました、また、何かありましたらいつでも連絡ください」

私『グミが欲しい時はいつでも言ってください!』

K氏「ありがとうございます」

 

自分が作ったお菓子を喜んで食べてもらえるのはやっぱり嬉しい。

お菓子作りは美味しいと喜ばれるが、CBDグミは症状の緩和も含めて喜ばれるので、お薬を作っているような感覚で楽しかった。

 

そして1週間後、再びK氏から連絡が入った。

社長「こんにちはー、お久しぶりです」

 私『え?社長さんですか?』

 社長「はい、私さんの電話番号知らなくて、K氏の電話から失礼します」

 私『どうかされました?』

 社長「いや、グミのお礼を言いたくてね、本当に助かってます、というより美味しく頂いています」

 私『そうですか、それは何よりです、今回のは社長の好みに合わせてますので(笑)』

社長『このくらいの柔らかさのグミが好きなんですよ、バッチリでした(笑)』

私『ありがとうございます!』

社長『やっぱり、自分で作れるっていいね』

社長「K君に言われたかもしれないけど、本当に製品化は考えてないの?」

私『いやー私には無理ですよ、』

社長『わからない事はこっちで色々とサポートするよ』

私『 趣味で始めた、CBDグミ作りなので、社長やスタッフさんに喜んで頂ければそれだけで嬉しいです』

社長『このグミを、みんなに知ってもらいたい気がしてね・・」

私「それだったら作り方を教えましょうか?」

社長『・・できればグミ好きの私さんに作って貰いたいんだよなー』

私「・・・」

社長『グミは色や形・風味までも自由に変える事ができるから、僕は好きなんだ、そのグミにCBDを合わせると、薬にもなり得る・・・、

私『はい』

社長『私さんのグミは、自分の持病を緩和する為に作ったから、風味や体感に徹底的にこだわり、そこには一切の妥協がない、だから素晴らしいグミができた』

 私『そうかもですね』

社長『私やスタッフを含めて、このグミを必要としてる人が、日本中にたくさんいると思うけどな、

私さんがこだわって作った大好きなグミを、たくさんの人に届けて、さらに、人の不安や苦しみを緩和できるとしたら、、、それはとてもステキな事だと思わない?』

私『・・・・・』

社長『もう一度、考えてみてもらえないかな?』

 私『・・・わかりました・・・少し、考えてみます』

社長『ごめんね、つい夢中になってしまって』

私『いえ』

 

 スマホを切って、私は1人ぼーっと考えていた。

 趣味で始めたグミ作り、販売なんて全く考えていなかった私は、少し困惑していた。 

売れなかったらどうしよう、迷惑をかけるかな?

やっぱり販売となると、もう少し作り込まないと厳しいだろうな・・・。

 

製品化に不安を感じた私だったが「大好きなグミを作りながら、たくさんの人の役に立てる」という社長の言葉と、自分のグミを喜んで食べてくれた事の嬉しさの方が、不安や困惑より、やや大きかったのだと思う。 

 

社長『そうか、やってくれるか!』

私『はい、色々とお世話になります』

社長『もう、ブランド名、決めてあるんだ』

私『えっ!?』

社長『Dr.Bunnyでどうかな?私さんにピッタリでしょ』

私『いや、ちょっと恥ずかしいんですけどw、まぁいいですよ、、』

どうやら社長の中では、私がグミ作りを決心する事が決まっていたようだ、同じグミ仲間なので、私がグミの魔力に抗えないのをわかっていたのだろうか?

 

この製作秘話も社長が書いた方がいいっていう事で、書き始めたが、小さな頃から作文が苦手で遅筆な私はすごく時間がかかってしまった。

そろそろ、大好きなグミ作りに戻りたいと思います。

 

Dr.Bunny 製造責任者 君島 はるか